佐倉爆心追う、の気ままな気持ち

カテゴリ:ビジネス( 75 )

転職して1年

昨年の4月に転職をし、早いもので1年が経ちました。不安と期待の入り混じった気持ちで、会社に入りましたが、かつて経験の無いオフショアという仕事を経験し、今では複数のプロジェクトを纏める立場になりました。
入社して半年くらいは、仕事についてかなり違和感があり、振り返って考えると自分的に無理をしていたなって思います。現在のプロジェクトの一次開発で、プロジェクトマネージャになってからは、仕事の質も量も格段に上がり、その切り盛りは正直な話、辛い事が多かったです。しかし、自分の裁量で仕事を進められる事は、自分を格段に成長させてくれました。
今年に入って始まったプロジェクトでは、忙しい中でも立ち上げに加わり、最上流の工程からシステムを押さえられた事は、今後の自分にとって大きな財産になりました。

中小企業ではどこの会社も人材難は同じだと思いますが、私の現在いる会社でもプロパ社員が足りていません。採用は強化していますが、やはり大きな案件を行うには、それなりにプロパで計算できる人間が必要になります。新人で採用した人間は、実務で計算できるようになるには、半年程度は掛かってしまいますが、それでも私は構わないと思っています。先を見据えた人材育成こそ、会社を大きくしていく過程として必要だと思うからです。
とは言っても、即戦力の中途入社社員は、ノドから手が出るほど欲しいです。もし、私と一緒にソフトウエア業界で働いてみたいと思う、都内通勤可能な方がおりましたら、私に連絡を下さい。詳細はメールにてお知らせしたいと思います。
また、ソフトウエア業界への転職を考えている人がいたら、是非紹介してください。待遇などは、出来る限り優遇したいと思っています。システムインテグレーションやオフショア、Webなどに興味のある方がいましたら、教えてください。
よろしくお願いします。
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by naka50ne | 2006-04-02 22:41 | ビジネス

大連出張から帰りました

行きの飛行機は、活発な前線の上を通過したため、これでもかってくらい揺れました。高所恐怖症の俺としては、マジ怖かったです(笑)
でもまぁ、なんとか大連国際空港まで行ったわけですが、降りてみてビックリ!大連国際空港って軍事施設が併設されているんです。着陸する機内の窓から見えるのは戦闘機だらけ。まぁ幌を被っては居ますが、軍人さん達が行進している様子は、まさにテレビで見るそのまんま!ビックリしましたね。もちろんその為に、空港施設内は一切の撮影禁止で可愛いスチュワーデスを見かけても、写真が取れなかったです(←目的が間違ってる)。

日本も月曜日は凄く寒かったみたいだけど、大連は日曜日が寒さのピークでした。空港ロビーに出てみると寒いのなんのって、迎えに来てくれた、現地の総経理(日本で言う社長)も、久々に寒くなったといって震えていました(笑)

ホテルに案内されて、またビックリ!私の宿泊したホテルは『大連富麗華大酒店』(中国では酒店と飯店はホテルの意味。日本読みするとフラマホテルとなる)というところなのですが、客室が普通のホテルでいうスイート並の広さがあり、設備も豪華そのもの!一瞬、ボーイが部屋を間違えたのでは?なんて思ってしまったくらいです。
その豪華な部屋で、翌日の資料作りに入ったのですが、余計な割り込みがゼロなので、仕事がはかどるはかどる!普段なら半日以上かかる資料が、ものの3時間も経たずにレビュー可能状態まで出来てしまいました(←自分でビックリw)。その後、一緒に行った社長にレビューしてもらい、最終形に整えた後、現地の総経理の誘いで、夕食を食べに出かけました。
大連滞在中の食事は、全て現地の総経理が接待という形で奢ってくれたので、恐らく人生初と思われる富貴な食にありつけました♪

現地企業でのプロジェクト説明は、朝の9:30~19:30まで続き、その間私は喋りっ放し・・・さすがにノドが涸れました。しかし、現地リーダーの本気になった眼差しは、非常に好感を持ちました。前回のプロジェクトで失敗している分、今回のプロジェクトにかける意気込みは、オンサイト(日本側)と同様のようです。このような交流がもてた事は、双方にとって有意義であったと思います。

さて、大連出張そのものは、非常に有意義に出来たと思いますが・・・留守中の日本では、メールを確認する限り大きな問題が山積したようです(^^;
今、自宅でメールを見ながら一つ一つ返信している所ですが・・・明日がこなければいいのにって思いたいくらい、酷い内容が多いです。正直な話、明日は帰れるのだろうか・・・
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by naka50ne | 2006-03-14 23:18 | ビジネス

いってきます♪

次のプロジェクト遂行のため、明日から火曜日までの予定で、中国の大連へ出張に行ってきます。
初めての中国出張という事もあり、少しだけドキドキしています。現地のマネージャーと、今後の進め方や進捗管理について話し合いを行ってきます。また、前回のプロジェクトで問題となった品質について、今回は抜本的改革を行うために、様々な資料を用意しました。
前回のプロジェクトの反省点として
  ・規約の類が全く無く、統一されてない。
  ・レビューに関する資料が何も無く、レベルが不均一。
  ・速度に関する規約が無く、チューニングされていない。
などが挙げられ、品質レベルの確保が個人レベルになってしまっている点が、大きな問題点となっていた。
今回のプロジェクトでは、その個人レベルに頼ってしまう点を改善するべく、プロセスによる横断的な品質レベル底上げを行いたいと考えています。そのため現地の会社には、個人のレベルではなく、品質管理部のレベルとして問う事を基本姿勢として臨み、規約類への徹底した配慮と、レビューチェックリストによる最低品質の確保を、受入の要件としています。また、オンサイト(日本側)での受入チェックで、レビュー漏れによる障害が発見された場合は、品質管理責任者に対するペナルティを用意し、しっかりとした管理を義務付けます。

中国には、個人主義を大切にする文化があります。その文化を壊す事は出来ないと考えますが、守るべき事を守った上で、どのように作っても文句を言わないようにするには、やはり品質管理部の働きが大きなカギとなってきます。オンサイトからは、この品質管理部をきっちり管理する事で、品質を向上させる事が可能だと考えています。

これらの事を踏まえて、出張中は目一杯暴れてこようと思います。品質に関する断固たる構えを示す事で、高品質を勝ち取ってきます。

では、行ってきます♪
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by naka50ne | 2006-03-11 21:43 | ビジネス

あいまいな言葉の壁

企業に入社すると、真っ先に教えられる『ほうれんそう』いわゆる報告・連絡・相談の3つですが、これらの質を高める方法の一つとして、曖昧な言葉を排除するというのがあります。
曖昧な言葉とは「たくさん」「少し」「だいたい」「ほとんど」などの言葉です。みんな日常会話では良く使う言葉じゃないでしょうか?でも、この言葉が入ると、『ほうれんそう』の中では、トラブルの元になります。
例えば、作業者Aさんが上司のBさんに、作業の報告をする場合
 Bさん:「あとどの位で完成しそう?」
 Aさん:「もう少しで完成します。」
 Bさん:「じゃあ明日の朝、見せてもらえるかな?」
 Aさん:「いいですよ!」
そして、翌日になると
 Bさん:「じゃあ、完成したのを見せてくれ。」
 Aさん:「暫定版ですが、こんな感じです。」
 Bさん:「おいおい、完成したんじゃないのか?」
 Aさん:「最終確認はまだしていません。」
 Bさん:「なんだ、まだ完成していないじゃないか!」
 Aさん:「だから、昨日あと少しって報告しました。」
 Bさん:「???」

こんな経験は、誰でも一度くらいはあるんじゃないでしょうか?ここで問題なのは、『あと少し』という曖昧な言葉の定義が、AさんとBさんで異なるという事です。
すぐに出来る面白い、実験をしてみてください。
あなたの周りに居る人に、「仕事があと少しで終わるとは、何%くらいの完成度の時を指しますか?」と聞いてみます。周りに感化されないように、投票や目をつぶって挙手させるとイイです。
結果はどうでしたか?
「90%以上」「80%~90%」「70%~80%」「60%~70%」など様々な意見が出ませんか?
コレが、曖昧さの正体です。人によって感じ方の変る言葉は、得てして誤解を招きやすいのです。また、面白い事に、経験の浅い人ほど低い%で『あと少しで完成』と感じ、経験が豊富な人ほど高い%でないと『あと少し』とは思わないという結果になります。上司と部下では、経験が全然違いますから誤解が生じて当然なのです。

曖昧さを残さないためには、確実な定量による『ほうれんそう』が必要になります。上記のAさんとBさんの例だと、
 Bさん:「あとどの位で完成しそう?」
 Aさん:「動作確認は10項目のうち8項目終わっています。その他に最終確認が20項目あるので、明日の15:00には完成します。」
という報告になると、上司Bさんは
 Bさん:「じゃあ明日の朝、動作確認の終わったのもで良いから見せてくれ」
 Aさん:「了解しました。」
という形になります。

誰でも一度はハマるあいまいな言葉の壁。それを打破するのは、誰でも同じ尺度で計れる言葉で、『ほうれんそう』を行う事です。
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by naka50ne | 2006-01-06 10:27 | ビジネス

自分の中の答えを探る

私は、歴史上の人物たちの伝記や、その時代を描いた史記を読んだりする事が好きです。また、最新技術などの発表論文や、それらの補足資料などを読むのも好きです。逆に推理小説や文学的な小説を読むのは、非常に苦手というか、読んでて眠くなってしまいます。
こんなのは私だけかもしれませんが、どうも推理小説や文学的な小説は漫画などと同じで、その刹那的な楽しさを与えるが、読み終わった後で自分のプラスになっていないような気がしています。その点で、歴史上の人物の伝記などは、その人物の生き様を通じて、自身の心に訴えかける力のようなものを感じます。最新技術の発表論文も、その行間から読み取れる研究の苦難と、発見に至った一筋の光明が、自分の中の新たな気づきとして刺激してくれます。

そんな中でいつも思うのは、いつの時代でも人の悩みは同じで、先人たちの決断が自分の決断を後押ししてくれていると言う事です。
現代社会は、一つの判断ミスが大きな不幸をもたらす事が珍しくなく、それにより非常に強いストレスを抱える事が多いです。モノが増えて便利になる反面、人と人の繋がりが希薄になり、人の仕業とは思えない悲しい事件も多発しています。
そんな、問題も一つ一つの根本を紐解いていくと、同じ悩みを持っていた先人たちが数多くいる事に気づきます。そして、その先人たちの考え方や決断は、今自分たちが考えて決断しようとする事と、少なからずオーバーラップしていきます。その先人たちの決断に後押しされるように、自らの決断も出来ているように思います。

しかし、その決断も単に先人を真似るのでは、良い結果は出てきません。なぜなら、そこで起きている問題は、先人たちが問題とは、環境や時代背景、そのパワーなどが違っているからです。
よくあるパターンとして、本を読んだりセミナーを聞いたりブログを読んだりして、『なるほど』と納得し、それを自分の抱えている問題にそのまま当てはめようとしてする人。これでは、駄目だとおもいます。自分の抱えている問題を細かく紐解き、本やセミナーやブログなどから得たモノを一つの成功例として捕らえ、そこから、その問題に対して使える部分と使えない部分を見定め、更に別事例などとも総合的に合わせた上で、自分ならどうするかという仮説を構築し、その仮説を頭の中でシミュレーションしながら、解決の方式として採用しなければならないと思います。

先人たちの知恵や決断をより多く自分の中に貯め、そのリソースを増やす事は、自分の中にある答えをまとめ、それを伝える技術になると思います。
答えは常に自分の中にある。知恵や知識は、その答えを引き出すための道具である。
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by naka50ne | 2006-01-04 17:53 | ビジネス

信じる?信じない?

私が、日ごろから後輩を注意したり指導したりする際に、気をつけていることとして、『人は信じろ、仕事は信じるな』というのがあります。
これは、どんな事を指すのか?
まず、最初の「人は信じろ」の部分ですが、普通に生活している中で、よほどの悪人や、相手を貶めようとしたりしない限りで無い限り、やってはいけないと言われている事や、仕事をするという中での決まりは守ろうとすると思います。
仕事上での失敗は誰にでもありますが、本人に確認すると「ちゃんとチェックしたはず」、「仕様書の通りには作ったはず」という事が必ず聞かれます。ここで重要なのは、本人は本気でそのように思い込んでいることです。実際は出来ていなくても、本人の認識としては『出来た』なのですから、これは誰も咎め様がありません。
よく、失敗をするとそれを「お前が悪いんだ!」とか「もっとしっかりしろ!」などと、言う人がいますが、これでは、注意された側は何が悪いのか、どうして駄目なのかが判らず、人によっては二度三度と同じ過ちをしてしまい、周囲からは「駄目社員」の烙印を押されてしまいます。
ここで重要なのは、失敗するに至ったプロセスを、失敗した人間と共に見つける事なのです。
どこが悪かったのか、どんな考え違いをしたのか、なにをもって出来たと判断するに至ったのか、などをヒヤリングしていく事で、失敗をした人間自身がその間違えのプロセスに気づきます。もちろん、間違えのプロセスは1つではない事が多いですから、その辺はヒヤリングにあたる人が、根本原因に突き当たるまで「なぜ」を繰り返す必要はあります。
このように、失敗に至るプロセスを理解した人は、同じ過ちは起こしづらくなります。これを積み上げる事で、部下のレベルの底上げになります。

次に、「仕事は信じるな」ですが、人は絶対に過ちを犯します。どんなに信用できる人間であっても、社長であっても会長であっても、総理大臣だって間違える事なんかいくらでもあります。だからこそ、結果として出てきたアウトプットは、まず疑って掛かる事が重要になります。
「どこか間違っているはずだ」、「どこかに抜けがあるはずだ」そういった気持ちで見る事で、意外な落とし穴が見つかるものです。原理としては、相手が嫌いな相手だと、その相手の悪い部分が目立って感じると言うのと同じです。駄目だと思って見るからこそ、間違えも見えるようになります。

『人は信じろ、仕事は信じるな』ってのは、人間関係を円滑にさせて、かつ、きっちりとした仕事が出来るものです。「あの人のやったものだから大丈夫」とか「あいつがやった物だから駄目」とかそんな事は有り得ないのです。しっかりとしたプロセスを経たモノは品質が良く、プロセスをないがしろにしたものは品質が悪い。
良いものを作るのは。全てプロセスを如何に管理していくかです。
教育においても、そのプロセスという概念を植えつけるのが、一番重要だと思います。
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by naka50ne | 2005-11-24 21:29 | ビジネス

やれと言われればやりますよ

これは、先日の打ち合わせて、私が営業に言った言葉です。
現在、マネジメントしているプロジェクトは、前月も書いたとおり、非常に厳しい中をなんとか収めようと、必死でもがいている状態です。なんとか、マイルストーン(目標とした達成期日)は、なんとか守りながらも、いつ沈没するかも判らない、綱渡りの毎日です。
そんな中で、初期から唯一残っており、仕様を一番押さえているメンバを含む、協力会社の人達が、今月一杯でプロジェクトを去るという話が持ち上がりました。良く話を聞いてみると、前プロジェクトに端を発した会社間での揉め事が大きくなってしまい、政治的圧力により強制撤退するという事でした。
そこで、営業の方から、「佐倉くん、彼らの仕事を本当に引き継げるかい?」という問いに対して、私の回答が、表題のようなものでした。

私の仕事は、プロジェクトをまとめて、お客様が要望を叶えつつ、赤字を最小限に食い止めて、プロジェクトを終了させる事です。そういった中で起きた今回の政治的な変革、ここで頑張って引き止めたとしても、それにより赤字を増大させたり、納期遅れが発生するのが最大の悪です。無茶は承知の上でも、資料一式の引継ぎと、業務の引継ぎを行い、当てになるメンバを再投入して収めるほうが、得策だと考えた上でした。
もちろん、これによる作業量の増大は、私が家に帰ることを大幅に拒むかもしれません。
また、メンバの数が現実問題として足りなくなります。小さな会社なので、プロパとして使えるリソースは、かなり貧弱です。どうやってメンバを確保するかという問題が、目の前に突きつけられます。打開策としては、別の協力会社の発掘、営業サイドからの人材貸与、緊急求人(アルバイト含む)などが考えられますが、時間やスキルなどを考えると、現実的ではないのが実情です。

「やれと言われればやりますよ」という言葉の裏には、営業もこの実情を把握していますので、一緒に被ってもらいますよという、皮肉も込めた言葉です。もっと突っ込んで言えば、営業サイドでこの流れを止められなくて、こちらに負荷をかけるなら、その対価は頂きますよという、事も含んでいます。
営業の方も、即座にそれは感じ取ったようで、「まぁ、こっちでも頑張ってみるよ」と言って散会になりました。

来週からは別のプロジェクトも稼動を始めます。そして、来月からも別のプロジェクトが稼動する予定です。現在のプロジェクトを含め、一時的には三足の草鞋を履く事になりそうですが、これは自ら社長に直訴して行ったものですから、悔いはありません。
人無い、金無い、期間無いという三重苦のヘレンケラー状態ですが、なんとか出来ると信じて進まないと、くじけそうになってしまいます。若いうちの苦労は買ってでもしろと言いますから、
『成せばなる 成さねばならぬ 何事も』
という気持ちで、チャレンジして行こうと思います。
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by naka50ne | 2005-11-19 17:39 | ビジネス

これが本当の下克上?

お久しぶりです。ようやく一日だけ休めたので、これまでの経緯とか、少しまとめておきたいと思います。

以前にこのブログでも書いた通り、8月までのプロジェクトは撤退という形で幕を閉じました。その後は、時期プロジェクトの準備に取り掛かるはずだったのですが、同時並行で動いていたプロジェクトの方で、人手が足りない為、8月2週目に3日ほど応援を貰えないかという要望があり、私と部下1名が応援に加わりました。
仕事内容は、中国からの成果物をテストして、試験チームへ渡すというものでした。まぁ、直ぐには次のプロジェクトも立ち上がらないだろうという憶測もあったので、直ぐに応援に加わったのですが、ここで第一の政変が起こりました。それが、以前に書いた私の所属するグループのマネージャが退職するというものでした。社長は、去るもの追わずという性格なので、大きな引止めも無く了承されてしまいました。

そんな中、応援で入ったプロジェクトは、試験チームの試験項目消化が遅々として進まない状況に直面していました。どうやら原因は、協力会社の試験チームリーダーがリーダーシップ不足により、試験計画を立てられない事にあるようでした。そのためプロジェクトマネージャは、我々に対して、引き続き試験チームへ加わり、試験項目消化を応援して欲しいという要請がありました。実際の残項目数と、プロジェクトのマスタスケジュールから逆算した1日の消化予定数を見せてもらった所、とても今の人数では完了できないことは明白でした。
私の試算では、私ともう一人の部下が加わっても、かなり無理のあるスケジュールに思いましたので。社長に相談したところ、「自社からもう1名の増員と、協力会社側からも1名増員するので、それでなんとかならないか」という話でした。それだけ増員してくれるなら、なんとかなるかもしれないと言う事で、試験チームへの編入を承諾しました。その際に私は、自社メンバのリーダーとして、試験チームからの要望事項をメンバに伝達して欲しいという役を命じられましたので、すぐに了承し作業にはいりました。
しかし、事件は潜んでいました。事もあろうに、増員されたメンバは、これまでの上司であったグループマネージャでした。来月末までは会社に在籍するという話しを聞いていましたが、まさか私の下に来るとは夢にも思ってみませんでした。私も複雑な心境でしたが、上司からしてみればもっと複雑だったのではと思います。社内の立場は、上司の方が上にも関わらず、プロジェクト内では下に置かれるのですから・・・

そんな事で、急遽プロジェクト参加となった訳ですが、9月に変わる直前にまた、事件が起きました。それは、作業場所がこれまでの協力会社社内から、エンドユーザーの社内へ移動になった時の事です。
移動すると決まったその日に出社をすると、試験チームのリーダーが見当たりません。メールを調べると、ただ1通のメールが着ており「今週はお休みします。来週からは別プロジェクトになるのでよろしく。」とだけ、書かれていました。現場は混乱しました。応援で入ったメンバは、仕様を詳しく理解していない上に、リーダーの突然の脱退です。急遽プロジェクトマネージャに呼ばれた私は、今週からは私が試験チームリーダーになって、試験チームをまとめて欲しいと、要請されました。プロジェクトが危機的状況にある事は、なんとなく理解できましたので、とりあえず了承しましたが、引継ぎがしっかりされていない事を訴え、休み明けでも構わないので、引継ぎをお願いしました。プロジェクトマネージャも、状況は理解してくれており、すぐに引継ぎ環境の手配に動いてくれました。
1週間後に行われた引継ぎでは、元試験チームリーダーはやる気ゼロって感じで、聞かれた事に口先で答えるのみで、肝心の資料やこれまでの経緯などは全て闇の中になってしまいました。仕方ないので、プロジェクトマネージャや、プロジェクトリーダーなどからヒヤリングしながら、情報収集に忙しくなったのは、言うまでもありません。

そんななかで、試験項目消化の終わりが見えた頃、エンドユーザより試験項目の少なさを指摘されてしまい、追加でシナリオ試験を実施する事になりました。試験チームとしても、試験をしながら徐々に仕様を把握してきた所で、試験項目の粗さが目に付いていた所でした。そのため、急遽追加試験項目を作成し、試験を開始できる状況にまで持っていきましたが、ここで一つの問題が起きました。それは、試験チームに加わっていた、私の上司と部下が、双方とも9月末で退職となるため、試験チームとしての人材不足に陥りました。項目数も前回の試験項目より多くなっていましたので、それを前回の半分の期間でやりきるには、大幅な増員が必要でした。
社長に駆け合い、現在社内で余っている全メンバおよび10月より戻ってくるメンバも全投入の確約をもらい、10月より7人の増員に踏み切りました。そのうち2人については、修正チームへの編入を考えて自社での、特殊な試験に回ってもらい、残り5人は即座に現地投入となりました。
これだけ一気に増員した為、私はプロジェクト内の2/3の人員を管理する事となり、だんだん日々の作業量が増加していきました。

ここで、もう一つの事件が起きました。プロジェクトマネージャの脱退です。このプロジェクトマネージャは、オフショア開発を牽引する意味で、協力会社より派遣されていた人物だったのですが、かねてから単価高騰によりプロジェクトの予算を圧迫してしまうという事で、このプロジェクト終了後からは、身を引くという話でしたが、プロジェクト遅延により、プロジェクト半ばでの脱退が決まってしまったのでした。
後任には私が任命され、ついに応援メンバからプロジェクトマネージャへの昇格という、下克上が完成してしまいました。

プロジェクトマネージャとなってからは、日々の作業量が激増しました。これまでのやり方で、改善しなくてはならない部分を全て改善し、これまでを守らなくてはならない部分は守り、それらを融合させた手法で、メンバが困らないように、仕向けるのは至難でした。今後は、試験チームだけでなく、修正チームも一手に引き受けます。修正チームのメンバは、中国からの出向メンバが中心となるため、気の使い方は半端ではありません。
なるべく早くプロジェクトを収束させ、お客様に喜んでいただける物を、納める事が私の至上命題です。なんとかこの逆境を乗り切り、綺麗に着地させたいと思います。

そんな厳しい中で、一つだけ嬉しい出来事がありました。それは、これまでダメ社員の烙印を押されていた新人社員の激変でした。
10月から投入したその新人は、試験を行う傍らで試験チーム内より、軽微な不具合を修正するために、3日間限定で一時的に発足した「一括修正チーム」に参加した時、マネージャとのパイプ役を上手く演じてくれたのが、私の目にとまりました。しっかりとした文章が書けない、プログラムはケアレスミスが多い、という彼ですが、人に対して指示を伝え、人を動かす能力がある事に気が付きました。そこで、大きな博打になってしまいますが、私がプロジェクトマネージャになるに従い、空きとなってしまう試験チームリーダーの席に、その彼を新人ながら座らせました。そして彼はやってくれました。私の出す厳しい要求に対してメンバをキッチリ動かし、期日を目一杯前倒しして作業を進めてくれました。おかげで私は、今日の休みが貰えたと言っても過言ではありません。本当に良くやってくれたと感謝しています。
昨日、その事を彼に告げたところ、「厳しかったけど、自分の中で物凄くプラスになる部分がありました」と、素直に喜んでくれたので、本当に嬉しかったです。

久しぶりの長文になってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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by naka50ne | 2005-10-23 19:39 | ビジネス

いろいろありました

mixiで書いた日記を少し加筆しました。

今日は、以前にここでも書いた今月末で退職する、私の上司の送別会でした。
私は仕事の都合で、少し遅れて到着しました。すると、なぜか周りを女性社員に囲まれる絶好の席が用意されており、楽しい一時を過ごしました。

まぁこれだけ書くと、今日はハーレム状態で良かったね!ってなりますが、今日は社長からとんでもない爆弾メールが飛んで来まして、非常に困惑しました。

そのメールと言うのが、時期プロジェクトの体制についての話しで、なんでも時期プロジェクトもお願いする予定であった、外部から来てもらっていたプロジェクトマネージャーが、急遽辞退してしまい、今月一杯で自社へ帰ると言うものでした。
このプロジェクトマネージャーは、前回のプロジェクトでもプロジェクトマネージャーを務め、中国とのオフショア開発を牽引していた人なのです。経験も豊富で、次のプロジェクトもオフショア開発となるため、その牽引役として中核になる人でした。その人が、突然の降板となったわけです。
社長のメールでは、私を中心にして再編成するとなっていましたが、ハッキリ言って寝耳に水。
前回のプロジェクトで私は、サブリーダーという立場上、重要な会議などはリーダーを立てて、あまり出ておらず、オフショア開発のノウハウもまだ中途半端です。リーダーが退職でいなくなる為、今度の次期プロジェクトでは、マネージャーに張り付いてノウハウを吸収するぞ!という意気込みでいた所でした。

俺の意図は外れました。朝、メールをもらった時は、かなり動揺しました。ただでさえ、不利な条件が多い中でメンバのやり繰りに頭をひねり、マネージャーを中心にどのように進めようか、腐心していた所でしたから。

しかし、動揺しても仕方ありません。既にプロジェクトは動き出そうとして、一歩目の足を振り上げた所です。それに考え方を変えれば、プロジェクトマネージャーとしての経験を得るには、絶好のチャンスだと考えました。完全に自分の上は社長だけ、お客とはマネジメントも含めて矢面に立てる。そう思った時、腹が据わりました。もう後ろには戻れません。自分の持てる力を最大限に使って挑みます。

私の所属する会社は、小さい会社なので人的リソースは常に足りません。仕事は孫受けなので、上位企業にピンはねされており、お金もありません。時間は当初予定より立ち上げが1ヶ月遅れており、かなり厳しい状況です。俗に言う最悪プロジェクトの3ナイ状態です。まぁ、唯一の救いはメンバが若いのでモチベーションが高い事と、半数が女性メンバなので、細かなケアが可能だという事です。
あとは私次第。経験が無い分、発想は自由だと思っています。自分に合った方法で、自分流のマネジメントスタイルを確立することが、肝要だと思います。もちろん、一筋縄には行かないと思います。精神的、肉体的に追い詰められる事が多々あると思います。でも、苦労はもう慣れっこです。最初から楽は仕事はありません。産みの苦しみにこれから立ち向かいます。これからが私の、本当の意味のスタートです。


ただ一つ望むは、成功という結果を出せたら、その時には相応の報酬を下さいね!ってことです。
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by naka50ne | 2005-09-17 00:21 | ビジネス

夢それは情熱 魂かけて叶える

この所、社長と今後の話をする機会が増えてきました。どのような方針で行くのか、どのように成長していくのか、会社としての魅力は何処に置くのかなど、結構突っ込んだ話まで、出来るようになっています。
そんな中で感じたのは、私のいる今の会社は、ほとんど白紙に近いという事です。社長自身は、強烈なリーダーシップを発揮して、グイグイ引っ張っていくタイプではなく、社員のやりたいようにさせたいという意向を持っており、言わば社員共同体のお神輿的な存在の人でした。
そのため現代の若い層、とりわけ指示待ちをして、言われた事だけこなすタイプの人からは、頼りがいがない、無責任だ、ついていけない、と言った声が聞こえています。先月と今月で若い人が3名、マネージャーが1名退職するのも、そんな理由が大きいようです。

社員一人一人に目をやると、金融系の仕事をこなしていた人材が多いため、比較的仕事に対しての問題意識や、何をするべきかというべき論の本質を判っている人が多いです。残念ながら、組み込み系の技術者はいないので、職人のような人材はいませんが、アプリケーション系および汎用系としては、確かな人材が多いのが特徴です。
リーダーシップに関して見ると、会社と言う単位で見渡している人材には、今のところ会っていません。一部で名前の通る人材もいますが、業務に特化しすぎているきらいがあり、会社としてどうしようかと言う部分は弱いように感じます。

そうやって、全体を見たとき、組織としてはまだ若いこともあり、何の色にも染まっていないなぁというのが、私の感想です。そして、今のウチ会社に必要なのは、良きにつけ悪きにつけグイグイと引っ張っていくリーダーシップを発揮する人材ではないかと思います。強烈な影響力を発揮して、社長を巻き込んで会社全体を動かしていく、自社だけでなく協力会社まで巻き込んだ影響力を発揮し、主体となって仕事に取り組んでいく事が、必要ではないかと思います。

今月一杯で、私の直上の上司であったマネージャーが辞めます。私は否応なしに矢面に立つこととなり、現在の組織の中では、私の直上は社長と言う形になりました。
これは、ある意味チャンスだと思っています。社長との間にクッションが無くなったおかげで、社長から生の情報が落ちてくるようになりました。また、社長の性格上、聞けばどんどんと情報が出てくる人なので、情報の共有が楽になりました。
今月から始まるプロジェクトの要員として考えていた人間も、一人辞めることが確定してしまったため、メンバとしては厳しいですが、若い人材を育成するには、もってこいの場所かもしれません。

このチャンスを生かすも殺すも自分次第です。
やっと掴んだこのチャンスを、なんとかモノにしたいと思います。そして、会社に対して影響力が発揮できるような、リーダーシップを磨きたいと思います。
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by naka50ne | 2005-09-03 16:49 | ビジネス

自分で思った事を、自分の言葉で綴っていきたいと思います
by naka50ne
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