佐倉爆心追う、の気ままな気持ち

誕生日に思うこと

子供の頃の誕生日って、本当に嬉しかったなぁって思います。1年1年歳をとっていくことが、凄く嬉しくて、早く大人になりたいって思ったものです。そして迎えた20歳の誕生日。自分が子供の頃憧れた20歳。大人って認められる年齢。正直実感は無かったですね。すでに成人式は終わってたけど、何も感動は無かったし、大人だって言われても、まだ働いてるわけでもなく、親のすねかじりをしてる学生だったし、全然実感としてわきませんでした。それよりも、「彼女も無しにいったい俺は何してるの?」って不安の方が大きかったような気がします。
この20歳を境にして、誕生日の捉え方がだんだん変ったように思います。1年1年と歳を取っていくのが、だんだん嫌になっていきました。もっと若くいたい、もっと若くなりたいって、本気で思うようになりました。大きな転機は25歳と26歳でした。25歳までの俺は、徹夜とか全然平気だったし、2徹3徹なんて普通にしてて、それでも一晩寝れば体が回復しましたが、26歳になってからは、徹夜をした際の体の疲れが、抜けづらくなっていきました。この傾向は歳を取るにつれて大きくなっていきました。
そして迎えた一昨年の30歳の誕生日…今になって考えるとアホなんだけど、前日の23:59まで「俺は29だ!」って言い張ってましたね!なんか自分が30代を迎える実感がありませんでした。子供の頃の感覚では、30歳といえばもう「オジサン」でした。まぁ実際親戚の子供なんかには「おじちゃん!」って呼ばれちゃいますが、まだ実感が無かったし、まだまだ若いつもりでいました。でも、変実として突きつけられた30歳という年齢は、ある意味自分の中の『自己の意識変革』となって現れたような気がします。

そして、1年が過ぎました。あれだけ嫌がっていた30代も、なってしまえばそんなに悪くないかなって思えるようになりました。正直、体力では若い人に負けます。頭の柔軟性も若い頃ほど回りません。でも、意識改革により、グローバルな知識の吸収が出来るようになったと思うし、周りが見えるようになったように思います。いろんな失敗はありましたが、本当の意味で大人になったのって、俺の場合30歳からなのかもしれません。

人生50年と言ってた頃は、15歳になれば元服し、成人となりました。近代に入り成人は20歳となってからも、平均寿命が60年の頃の20歳と、現代の平均寿命80年の20歳では、その考え方が大きく違います。逆に60歳の人も、大きく変っています。人は環境によって変る典型だと思いますが、制度だけは変らないんですよね。この辺は不思議に思います。

体は大きくなり、心が幼くなったと言われる現代の若者ですが、これって、まだまだ伝えるべきことを伝えきらぬまま定年という壁で、老人を働く現場から追い出した事が、原因の一つにあるように思います。人のあるべき姿や、道徳といった部分は、我々若い世代が言っても、経験が少ない分重みに欠けます。熟練し人生を知り尽くした先輩方の話は、本当に重く耳を傾けたくなるように思います。
家庭も、高度経済成長以降は核家族化が進み、祖父祖母と交わる機会の減った子供たち。一人暮らしや、会話の無い世界で急速に増える痴呆症の老人。これって因果関係があるように思います。『老いては子に従え』と言いますが『亀の甲より年の功』とも言います。孫と楽しく過ごしている老人が何でボケるでしょうか?孫に道徳を教えてる老人が痴呆になりますか?絶対にならないとは思いません。中には病的な物もあるでしょうから。でも、痴呆になる人は、絶対に少なくなると思います。家の実権は若い世代に譲っても、家長として心を導くのは、その家の老人の仕事だと思います。その心とは、若い世代よりさらに若い、子供たちの教育だと思います。精神鍛錬や趣向を決定付けるのは、幼少期の環境だと思います。祖父や祖母から目一杯の愛情を注がれた子供は、やがて大人になる過程で、祖父や祖母との死別という経験をします。その悲しみを超えた時、しっかりとした精神的自立が出来る、精神力が身に付くのかなって思います。もちろん、親の愛情や躾も重要なのは言うまでもありません。

日本の社会は今病んでいます。その原因は、日本が古来から守ってきた家族制度の崩壊にあるような気がします。老人を大事にするのではなく、もっと活力を与えられるような社会が、理想なんじゃないかって思います。
自己の反省も込めて思ったことでした。
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by naka50ne | 2005-02-17 15:18 | 日常

自分で思った事を、自分の言葉で綴っていきたいと思います
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