佐倉爆心追う、の気ままな気持ち

祝日を理解してる?

日本は、他の国に比べて国民の祝日が非常に多い。来年で建国2670年を迎えるなど歴史が古いだけに、その謂れも多く様々な形で祝日が定められている。しかし、現代の日本人で、この祝日の意味をしっかりと理解している人がどれだけいるだろうか?
小泉政権下で、休日法が改定されてハッピーマンデー制度が始まり、休日の変更が起きた。これは、祝日の本来あるべき意味を喪失しているものが多く、非常に嘆かわしい事である。

以下に日本の祝日について書いてみる。

・元旦(1/1)
年の始まり。一年の始まりを祝すというのは現代訳で、元は年の初めに四方を拝して一年の豊作と無病息災を祈った行事から来ている。今でも皇室行事の四方拝として残っている。(宮中で行われたのは平安初期と言われる)

・成人の日(1月第2月曜:旧1/15)
成人になった事を祝う日というのは現代訳で、元は元服の儀が小正月に行われていた事に由来する。元日の事を大正月(正月)と言い、初詣や年初を祝う四方拝が行われるのに対して、小正月は豊作を祈願して小豆粥を食べると言うのが習わしである。いまでも豊作を祈願した『どんど焼き』を行う地方は多い。

・建国記念の日(2/11)
初代天皇である神武天皇が即位された日。かつては紀元節とも呼ばれ、日本書紀に書かれている神武天皇即位の日(辛酉年春正月庚辰朔)を、現代のグレゴリオ暦に直した場合に紀元前660年2月11になる為である。なお、この年からを皇紀と呼び今年で2669年となる。なお、大東亜戦争で活躍した零戦は皇紀2600年に作成されたので、下2けたより零戦と呼ばれる。

・春分の日(3/20~3/21頃)
春分が起きる日の事であり、これは3/20~3/21の頃となり、年によって異なる。春分とは太陽が春分点(黄径0度)を通過する日の事である。この日は彼岸の中日となり、前後3日間が春の彼岸となり、先祖を敬い祭る日となる。

・昭和の日(旧:みどりの日)(4/29)
昭和天皇の誕生日。昭和天皇が自然科学を愛された事にちなみ、昭和の天長節をみどりの日として、引き続き休日としたのが始まり。現在は昭和の日となり、激動の昭和を振り返る日となっている。

・憲法記念日(5/3)
現在の日本国憲法が施行された日(公布は9/3)。

・みどりの日(5/4)
昭和の日が新設された事により、4/29のみどりの日が移設された。

・こどもの日(5/5)
古来からの端午の節句が起源である。菖蒲の節句とも言う。端午の節句は、元は田植えの季節に行われる女性の禊の事であったが、武家の時代になると、端午の別名である菖蒲から尚武となり、男の子の立身出世・武運長久を祈願する日となった。鎧兜を飾ったり、鯉のぼりを飾るのはその為である。なお、鯉のぼりは中国の故事で、『長江の急流を登り切り、登竜門を潜り抜け竜になったのは鯉だけである』との事から、鯉の滝登りが立身出世の象徴になっている。

・海の日(7月第3月曜、旧:7/20)
海の記念日が起源である。海の記念日は、明治9年の天皇陛下東北地方巡幸にて、軍艦ではない蒸気船で航海し、7/20に無事横浜港へ帰着された事を記念して設けられた。

・敬老の日(9月第3月曜、旧:9/15)
昭和22年に兵庫県で始まった『年寄りの日』が起源である。その後、全国に広まり、年寄り→老人と変化し、祝日となった。農閑期である9月の中日として9/15となった。

・秋分の日(9/23頃)
秋分が起きる日の事であり、これは9/23の頃となり、年によって異なる事がある。秋分とは太陽が秋分点(黄径180度)を通過する日の事である。この日は彼岸の中日となり、前後3日間が秋の彼岸となり、先祖を敬い祭る日となる。

・体育の日(10月第2月曜、旧:10/10)
東京オリンピックの開会式が行われた日の事である。昭和39年に行われた東京オリンピックを記念して、スポーツで国民の健康を培うというものである。

・文化の日(11/3)
日本国憲法が公布された日(施行は5/3)。また、古くは明治天皇の誕生日であり、明治期には天長節として祝日だった。

・勤労感謝の日(11/23)
皇室の新嘗祭を起源とする。飛鳥時代から続く新嘗祭は、五穀豊饒に感謝をする収穫祭である。日本人は農耕民族である事から、転じて五穀豊穣を与えた神に感謝するとともに、奉納した収穫物を勤労に努めた者が頂く事から、勤労に感謝する日として、勤労感謝の日となった。祝日の謂れとしては、建国記念の日に次いで古い。

・天皇誕生日(12/23)
今上天皇の誕生日である。平成の天長節である。

つらつらと、判る範囲で書きましたが幾つぐらい知ってましたか?
ハッピーマンデー制度で、祝日の意味が分かりづらくなってしまったのは、本当に寂しい事です。
祝日にはちゃんとその謂れがあり、中には古来から脈々と受け継がれてきた、大切な儀式もあります。
祝日は単なる休みと考えるのではなく、その謂れに想いを馳せ、ちゃんと国旗を掲揚して祝いたいものである。逆に言えば、祝う気持ちが無いのであれば、それは休む資格がないと言わざるを得ない。祝日は休む権利ではなく、日本国を敬う気持ちを次世代に繋ぐ大切な教育の日なのだから。

お彼岸には、ちゃんとご先祖様にお参りしてますか?
お盆には、ちゃんとご先祖様をお迎えしてますか?
正月をお祝いするだけじゃなく、小正月もお祝いしてますか?
新嘗祭(地方では秋祭り)では、神様に感謝をしてますか?

これは、宗教ではなく日本古来からの国体です。日本人である事を誇りに思い、日本人である事に感謝する事は、尊い事であるという事を理解しましょう。
日本国の明日の為に。
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by naka50ne | 2009-11-03 11:19 | 日常

自分で思った事を、自分の言葉で綴っていきたいと思います
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